がらくた通り

人によってはがらくた同然のものでも一個人の形成には不可欠だったりする。自我の源泉をたどる旅におつきあい頂けたら幸いです。

1965年製 ストラトキャスター 7回目

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調整しておくとのことで
一週間後に受け取りに行く。

店に入ると、
H氏「おー。用意出来てるぞ」
そして「またいいのが入荷したぞ」と言って
またゴールドトップのレスポールを見せてくれた。
今度のはボロボロの年代物。

1968年製のレスポール・リシュー。
ボディ・トップは1ピースだと言ってました。
ピックアップがオリジナルの「p-90」ではなく
最近のハムバッカーに交換されているので
38万円でどうだと持ちかけられるが、
ストラトキャスター買ったばかりだしというと、
「お前の59レスポール・リシュー
買い取ってやるからどうだ」という。
僕はジミー・ペイジが好きだから、
やはりサンバーストの1本くらい
手元に置いておきたい

そう伝えると
「じゃ、オレが持ってる1968年製の
レスポール・リシューなんだけど
サンバーストカラーの珍しいやつ譲ってもいいぞ」
と言う。

ありがたいけどストラト買ったばかりで
お金ないからと断った。

H氏「しょうがないなー。
すごくいいギターなんだけどな」

1968年製のレスポール・リシューといえば
「ボストン」のトム・シュルツで有名。
日本ではチャーさんが所有しているはず。

気になりながら帰宅後、
以前僕とギターを買いに行って
1965年製 ストラトキャスター
サンバーストを購入した友達に
同じ年代のものを僕も購入したことを電話で告げ、
1968年製のレスポール・リシューの話をする。

ほどなく彼はそのレスポールを購入してしまった。

後日彼はそのギターを持参し僕の家に。
シールドをアンプに差し込み1音鳴らしたその瞬間。

その音に驚愕!

〈つづく〉

ボストンの「Don't Look Back」


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